人生日記

思いつきの文章を綴っている日記帖

ブログとYouTubeはどちらに価値があるか

個人的な感覚だが、ブログに書いた文章は、YouTubeの動画と比べると何年経っても価値が残りやすいと思う。

 

動画はその瞬間瞬間で人々の感情に訴えかけるのは得意なメディアではあるが、アーカイブ性には欠けるため、一瞬で忘れ去られやすい。Twitterもブログ同様文章主体のメディアではあるのだが、これまたYouTubeと同じようにアーカイブ性には著しく欠ける。

 

一方で、ブログは10年以上前の記事も、サイドバー等で人気記事としていつまでも残っており、容易に参照することが出来る。

じっさい、自分でも10年以上前に書かれた記事が未だに心に残っているケースが多い。

何人か例を挙げると、ふろむだ氏、pha氏、小野和俊氏、古賀洋吉氏、米津玄師のブログなどなど。10年前の記事を読んで、未だ役に立つ記事が多いなと思うし、感傷に浸れたりもする。

 

これがYouTubeとなると、10年前の動画をわざわざ漁ることは少ないと思う。

ふとした瞬間におすすめに出てくる、アルゴリズムに優遇された謎のミーム動画を流し見するくらいだろう。

 

とはいえ、自分も少し前まで悪戦苦闘しながら、YouTubeにあのような謎の評論(?)動画群を投稿していたわけだが。

しかしここ10年ほどはネットに触れてばかりで、あまり対面で他人と打ち解けてコミュニケーションをする機会にも恵まれなかったため、やはり文章を書くほうが好きというか、自分の内面を正直にさらけ出しやすい部分がある。

(文章は非同期的なので、あとから編集しやすいというか繕いやすいという意味では、必ずしもgenuineな表現方法ではないのかもしれませんが。心で思ってもなさそうなことを、真面目に文章上で装うタイプの詐欺師も一定数いる。)

 

noteとはてなブログだとどちらが文章表現のプラットフォームとして適しているのだろう、とか考えたりもする。

noteの記事はSEO的にもTwitterでのバズりやすさも最近だとはてなブログに勝っている感じがする。けど、「その人のサイト」というよりは「noteというプラットフォームの一要素」が強い。一方で、はてなブログの場合はあくまで「その人のブログサイト」であって、その手段として "はてなブログ" というプラットフォームを利用しているに過ぎない、という感覚。

まぁ、マネタイズを目論んでいる人にとっては、圧倒的にnoteの方がよいのでしょうし、この記事のタイトルに関しても圧倒的にYouTubeに軍配が上がるのでしょうが。難しいですね。

 

未だスマートフォンをあまり使わずPC画面に向かって過ごしている時間が長いので、自分の感覚が世間と乖離している可能性もある。(その意味で、自分の感覚は最近のZ世代よりも30代~40代のネット世代の方が近いのかもしれない。)

 

タイトルに関しても、単なる思い出補正なのでしょうか。

齢26にして老害になりかけているのかもしれない。おそろしや。まぁ、Z世代からすれば充分老害と呼ぶにふさわしい年齢なのかもしれないが…