人生日記

思いつきの文章を綴っている日記帖

はるか昔のことのような、昨日のことのような

この1年を思い返すと、ネット経由でもリアルきっかけでも色んな女と会ってきた。

 

結婚願望がとても強く、付き合ってすぐに冷められた田舎のシンママ育ちのかわいい子。会った初回にプレゼントくれて俺のことを神木隆之介似だとかなんとか言ってくれたけど、ある時点でぱたりと連絡無くなった姉さん。渋谷で会って謎に食いつき高くてそのまま朝まで過ごした20歳くらいの子。大学の後輩にあたり、俺への食いつきが高かったけど結局好きになれなくて疎遠にしてしまった子。

3回会って仲が良くなったと思ったら唐突にブロックしてきたMARCHの院卒の子。東大出身のガード固いブス。会った中でずば抜けて教養があったけど遅刻魔で性格に難ありな天然美人の子。俺の反応が鈍くて、そのままキレて帰ったかわいい子。飲み会で会って、謎に俺への食いつきが高かったけど、マルチに染まりかけてたよくわからない姉さん。

 

1人目の子は今どき稀に見る、性格が良くて明るい子だった。けど、あまりにもバックグラウンドが違いすぎた。占いが好きと言っていたし、色々無垢な脆さを感じた。歳を取ったらスピリチュアルにハマりそうなタイプにも思ってしまった。そのまま付き合い続ける世界線があったら、どうなってたんだろう。

 

問題なのは、この中の1人も本当の俺のことを知らないということ。俺の本質はこのブログの文章に近い。俺の趣味だったり、オタク的な性質を知らない。だから、とても離人感が強かった。俺の本質を隠して付き合い続けたとて、どうなるんだろう。そこから入らないと、いつか終わりが来るんではないか。

 

誰と付き合っても、過去の男のことを考えてしまう。俺があまりにも負の学生生活を送ってきたし、今までの人生で歪な人間関係しか築けてこなかったから、その差を感じてしまう。まあ言ってしまえば、若い時に遊べていたか、健全な恋愛をしてきたかどうか、の差。(かといって、過去の男がいない恋愛未経験の子を十分に導けるほどの力量もないとは最近痛感しているのだけれど)

 

結婚願望が強いわけではないけど、仮に結婚したとて式に呼べるのなんざ親くらいしかいねえよ、という。

それにいつメンタルを崩すかわからない。俺の人生の最大のリスクはそこにある。

 

結婚して、子供がほしいか?と問われると、どうなんだろう。

子供があまり好きではないから子はいらないと思っていたけど、居たら居たでそれは楽しくもあるんだろうなと思う。でも俺が子育てしてるイメージが、あまりつかない。俺は「子供」がいるキャラではない気がする。なぜなら、俺自身がまだ、精神的に幼い。

なにか自分がなし得なかった期待を仮託するように子供を生むのも、違う気がする。ただそれでも、子供なく死ぬのは悲しい。未来に俺の子どもたちがいるとするなら、学歴はいらなし凄いこともなし得なくていいから、教養と知性と体力をつけて幸せに楽しく生きてくれと言いたい。生まれてくるかわからないけれど。

 

…こうして振り返ると、鬱病の引きこもりみたいな感じだった1年前と比べて、表面的にはかなり変わったのかなと思う。生きる意味ってなんだろう、ということと、ひたすら自殺のことか考えていなかった1年前と。

とはいえ、根本的な自信がない所は変わっていない。そもそもブログの文体が3年前から全く変わっていない。

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