こんばんは。
最近考えたいテーマが多いのと、懸案事項があるのと、食事が荒れてるのとで、生活が乱れています。生産性がとても下がっていてつらいです。
競争心
定期的に、他人との競争心について考えたりします。
一般的に10代くらいの(特に男の)子供って、無秩序に仮想敵を探し回って、その敵に打ち克つことを目標にする、みたいなのを何らかの原動力にすることが多いじゃないですか。
でも他人との競争を目的にしても、その時代の実力のレンジに収まっていた敵に勝つだけであって、将来的に同じくらいの年齢の人間の能力の下限値が、今の自分の能力をはるかに超えていく…みたいなことも十分起こり得る。
だから人類そのものに貢献するみたいなポジティブな動機でないと、一時的な競争に勝っただけだった、と後で振り返って虚しくなる。
スポーツの世界記録とかが、わかりやすい例。
競争は消費的であって生産的ではない、みたいな感覚。
だから「やる気が出ないときに何かに取り組まなきゃいけない」みたいな時に、おとなになってまでそういう瑣末な敵愾心みたいなものを原動力にしている人間に未熟さを感じるような…
でも資本主義も恋愛もその性質を帯びたものだし、結局人間の本能に競争が仕組まれているから、そういうものとして生きるしかないのかね。
生き延びるために、刹那的な欺瞞の競争心に駆り立てられる練習をした方がいいのかもしれない。