なんとなくタイトルが気になって、以下のブログで紹介されてた「完璧を求める心理」を読んでみた。
本の内容がざっと知りたい方はこのブログに詳しく書かれてるので、これを参照されたし(還暦の研究者が今までの総まとめをしたような感じの本なので、よくある図解ノウハウ本というよりは、論文とかを元にした文字が多めの内容です)。
完璧主義の人は以下の動画も見るといいかもしれない。今回の本でいう「他者志向的完璧主義」が解説されている。
完璧主義の人間はゼロイチで考える。
よくあるパターンとして、学校や会社に期待をしすぎることが挙げられる。この世のどこかにユートピア、完璧な場所があるという勘違いをしている、過剰な期待をする。そして、想像と違っていると勝手に病む。
あと、幸せの沸点(?)が高くて、なかなか幸せにならない。
また他者と比較する(というか他者の評価に幸せが左右される)。
「この人間より自分は勝っていないといけない、そうでないと幸せになってはいけない」という思い込みがある。他者の幸せを否定する。
…完璧主義の人間はこういう傾向があると思う。
書かれていたことのうち「達成可能な目標」と「理想的な(高すぎる)目標」の弁別については、これまた失敗小僧氏の動画で、それに通底することが言及されてる。
自分はどちらかというと完璧主義というよりは神経質/強迫神経症に近いかもしれない。なので、今回読んだ本がめっちゃ刺さったとかではないが、部分的に役立つ部分も所々あった(完璧主義のメリデメの数値比較とか、セルフコンパッションの条件の分解とか)。
「自尊心が低いと先延ばしにしやすい」「他者からの承認目的が行動のベースになると不幸になる」など、よく言われることだし注意しないとなあと思った。
気になる方は読んでみてもいいのでは。
(…なんか本の紹介がしたいのか失敗小僧の動画の紹介がしたいのか、よくわからん記事になってしまった)