・自分は自己中心的な人間だと思う。
自己中心的というか、共感能力が低いといえばいいのか。
仲間のために貢献したいという気持ちが生じる場面が、全くないという訳ではないのだが、かなり少ない。
だから、そういう気持ちが生じない行事や仕事はひたすら苦痛がのしかかり、できるだけ手を抜く方法を考えてしまう。「他の人は謎の一体感を生じさせているのに、自分は全くその感覚がわからない」という状況だとなおさら孤独感を増し、それに拍車がかかる。
こうした自分の性質は、恐らくこの先も容易に変わらないのではないかと思う。
他者に貢献したいという気持ちベースで動くのが無理なので、自分に向いていることや興味範囲の中で、「自分の好きなことをしていたら、いつの間にか他の人も喜んでくれていた」的なことに取り組むしかない（"あまり興味がないのだが、みんながこれをしているので、自分もこれをしなくてはならない" 的な義務感に囚われがちなので、そっちに行かないようにしたい）。
昔は何も考えず、感性のままに生きていたらよかったのだが。
・コロナ禍で人間関係が希薄になり、どう対面でのコミュニケーションをとっていいかわからなくなる子が増えているみたい。
自分の場合は、それが中学3年の時から10年以上ずっと続いているような感じなのだ。ニコニコにはまり、PCに向かい創作を続けてきた結果、こうなった。
そんなかつての自分のような子がここ最近増えている。
ネットが発達し、表向きすごく先進的な時代な感じもするが、ネット上に別アイコン別人格を作り、対面で割くリソースがそちらに流れていく、これが人間としてあるべき姿だったのかどうかわからない。
隠れていた理不尽が表面化しやすい一方で、潔癖症になりすぎている、そんな時代。
個人的には、昔から引きこもり気味な自分に世界が合わさってくれているようで心地よいのだが、実際のところそれは、死に向かっていく破滅的な心地よさのようにも感じるのだ。
